2012年6月27日水曜日

6月27日の社説をひろって一覧にしてみた


例の法案群可決から一夜明けた6月27日の社説一覧
社説リーダーなるandroidアプリで社説をチェックしてみました。
内容を全部読んだわけじゃないけど、地方紙の方が若干辛口の気が・・。
地元でどー説明してるんだろね、代議士のせんせー達は。

ただ、どこも何というか表層的というか、、、、。
・ポジショントーク、プロパガンダ系
・本気でそう思ってる浅い系
・わかっちゃいるが、めんどうなこと書きたくない系
・パクリ系

6月27日社説一覧

日本経済新聞:決める政治の道筋示した3党連携
読売新聞:一体法案可決 民自公路線で確実に成立を
朝日新聞:一体改革、衆院通過-緊張感もち、政治を前へ
毎日新聞:大量謀反で通過 民主はきっぱり分裂を
産経新聞:増税大量謀反 3党合意これで持つのか 首相は除名処分を決断せよ

北海道新聞:消費税法案が衆院通 変節した首相の責任重大
東奥日報:民主内「政局」に終止符を/一体改革衆院通過
岩手日報:消費税増税法案可決 政党がまた溶け始めた
河北新報:民主党分裂へ/総選挙で矛盾を精算せよ
秋田魁新報:消費増税衆院通過 分裂民主、けじめつけよ
福島民報:増税法案可決 政治的混乱広げるな
茨城新聞:消費税増税衆院可決 先送り課題、着実に詰めよ
東京新聞:政権選択の苦い教訓 「消費増税」衆院通過
神奈川新聞:消費増税衆院通過 成立後に国民の審判を
新潟日報:消費増税可決 造反には断固たる処分を
北國新聞:増税法案衆院通過 取り繕えない民主の亀裂
福井新聞:増税法案衆院可決 襟を正し国民に信を問え
信濃毎日新聞:民主党分裂 ごり押しの付けが回る
岐阜新聞:増税法案衆院可決 再検討すべき課題は多い
中日新聞:「消費増税」衆院通過 政権選択の苦い教訓
京都新聞:消費増税可決
神戸新聞:民主大量造反/党内争いで審議妨げるな
山陰中央新報:消費税増税衆院可決/造反者のけじめ付けよ
山陽新聞:一体改革採決 問題先送りの先が心配だ
中国新聞:消費税増税 衆院通過 失ったもの小さくない
徳島新聞:一体改革法案可決 決める政治への一歩だ
愛媛新聞:消費税増税衆院通過 国民の信問うべき時機がきた
高知新聞:税増法案可決 部分連合の知恵をもっと
西日本新聞:一体改革法案衆院可決 決める政治の契機としたい
佐賀新聞:消費税増税可決 政権交代は何だったのか
熊本日日新聞:一体改革衆院可決 政権党としてのけじめを示せ
南日本新聞:法案衆院通過 国民の理解得る努力を
沖縄タイムス:消費増税法案可決/早期に解散し信を問え
琉球新報:消費税増税法案可決 国民に信を問うのが筋だ



子供の頃からテレビみるとバカになると言われ続けて久しいが、社説(新聞?)読むとアホウなりそう気が・・。

いまさらだけど、旧民主党の結党宣言にあるようなことを書いて下々の議論を誘発して欲しい、ってとこかな。個人的には包摂」とかそんな感じのことを皆が考えるのが大事なんだと思うんだけどな。

ちなみに消費税増税だけに限っていえば、消費税増税でもいいけど所得税とか相続税とか、控除範囲の縮小とかが先だろ!ってのが個人的な思い。

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おまけ:

霞が関のお役人らしい人の消費税に関する個人的見解(コラム)

専門家ではないのだろう(財務省ではなさそう)が、この前提では「どうでもいいこと」とのこと。
お任せでブーたれるだけの考えない国民じゃ、、、」とは、変人系(?)某社会学者の口癖。この前提とはこのことか。
まぁ、本来必要な議論とその順序、そして(陰謀論はさておき)政府が何を恐れているのか、については理解できるような気がする。しかし、東大法学部だらけなんだろーなぁ、千代田区霞が関は。

Vol.142:消費税(その1):→リンク
【極めて重要な問題。しかし同時にどうでも良い問題という主張らしい。

Vol.143:消費税(その2):リンク
平成24年度当初予算を参考に、今の予算の構造についての説明。恣意的説明でないことを祈るがざっくりで網羅性高く分かり易い。さすが、東大法学部。
文中紹介されてる「安心を支え合う日本へ 社会保障と税の明日を考える」、へぇーこんなのあるんだ。

Vol.144:消費税(その3):リンク
国債費と社会保障関係費についての説明
【そもそも「長生きをしたい」との願望を支えるのは国の役割なのか、それとも各個人自らの努力や責任によるべきことなのか。こうした議論はわが国では提起することすら難しい論点です。】ということだそうで。
議論できないってとこが痛いとこですな。
(もしかしたらSpeedi問題と同じ上から目線なのかも・・・。言ってる意味は良く理解できる)

Vol.145:消費税(その4):リンク
【しっかり理解したうえで、「どちらを好むか、どちらに賭けるか」判断することに尽きる(1)「確実に起きる」と割り切って毎年相対的に小さなマイナスを我慢することと、(2)「起きないでほしい」と祈りつつ運悪く起きてしまった場合極めて大きいマイナスを甘受すること、】だそうです。


ま、結論にあるように、どんなリスクを選好するか、どちらが好きもしはどちらを避けたい、のか?ってことですな。
でも、そんなの即答できないよ。なので、一億総呑気な脳死状態からそろそろ目を覚まして議論が必要ってとこか?無理だな・・・。