2009年11月10日火曜日

遅行スパン(一目均衡表)について考えてみる

--- (わかりにくいので追記)サマリー ----------------
遅行スパンのクロス=25日単純移動平均線の方向転換
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今更ながら、遅行線(一目均衡表)の意味を考えてみました。

一目均衡表の各ラインの意味は以下の通りです。
転換線:(9日間の最高値+9日間の最安値)÷2
基準線:(26日間の最高値+26日間の最安値)÷2
先行スパン1:(転換線+基準線)÷2を26日先行
先行スパン2:(52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を26日先行
遅行スパン:終値を26日遅行
※数字は全て当日を1として数える。(「1日遅行」なら、「ずらさない」という意味)

個人的には、転換線と基準線について、9日間、26日間の各半値ライン(半値押し戻し)として見る程度で、雲(先行スパン1,2)も遅行スパンについては、(意味不明、もとい理解不能に付き)殆ど気にしてません。
が、一目均衡表の各ラインの中では、最重要は遅行スパンらしい。
(そんなもんより日柄を数えろ!ってのが一目均衡表らしいけど。)

遅行スパンについて何を表してるのか少し考えて見ますた。
・遅行スパンというのは前述の通り当日の終値を(当日を含む)26日前の終値と比較する。
・一方で、主に株で注目されてる(?)25日移動平均線は、(当日を含む)25日間の終値平均。
25日前~1日前(1日前ってのは今日ですが、、、あぁややこしい)の終値平均。
・前日の25日移動平均というのは、(当日から見れば)26日前~2日前の終値平均。

なんかクドイ説明になりそうなので省略して結論を書くと、
遅行スパンがクロスするというのは、25日移動平均線の向きが変わるということ
至極当たり前のことなんですが、今日始めて気がつきました。
きっと先行スパンも似たような意味付けができるような気もするけど今日はここまで。
あぁ、なんだかスッキリ

遅行スパンは26日遅らせて書くよりも26日先行させて書いた方がこの点においては、見易いですよね。(図の白っぽい線、先行線と表記)
この「先行線」と株価のクロスと、MA25(図中は黄色)の向きの転換を見比べて頂くと分り易い。
(遅行スパンと雲の位置関係とかもあるのかな? )

明日(11/10)の日経平均が9731.87超えで終われば、遅行スパンクロスでMA25も上向きに転換っす。
為替の場合、移動平均25日よりも21日が多いような気もしますがその場合、一目の遅行スパンは(上記のような目線で見るのならですが)、26日じゃなくて22日で見た方がいいかも???

2 件のコメント:

umasashi-basashi さんのコメント...

>遅行スパンがクロスするというのは、25日移動平均線の向きが変わるということ。
 深い意味もわからずに、自分なりに遅行スパンだけを見ている一目ですが、目から鱗が落ちました。
 ありがとうございます!スッキリです^^

 為替については自分でも試行錯誤してみますわ。
 感謝っす。

はたふり川 さんのコメント...

ちなみにワタクシ、
例の煩悩線以来、最近は初心に戻って(?)移動平均線と半値押し戻しがマイブームなんですよ(笑)