2009年11月25日水曜日

統計学という名の魔法の杖

「統計学という名の魔法の杖―看護のための弁証法的統計学入門」(本田 克也、浅野 昌充、神庭 純子)

週末読んだ、昨夜の投稿「ボリンジャーバンドのナゾ」(←本日、いっぱい追記しました)の
余談に紹介記事を書きましたが、肝心の本の紹介を忘れてました。
著者の一人、本田克也教授は例の菅谷さん事件の鑑定をした人でもあります。

相場に興味にある人で統計の本を一度は手にした人は多いと思いますが途中で頓挫の人が多いと思います。
かくいう我が家の本棚にも山ののような積読状態の統計関連本が・・真新しい状態のまんまで。
入門、、、とか、いちばんやさしい、、、とか、、、金融のための、、、とか。
基本的なことに特化しており、読みやすかったです。


統計に興味のある(統計頓挫系)アパッチは是非とも読むべし!?
これでもあなたも「中心極限定理」のうんちくが語れる!?
(数式はひとつも出てこないのが嬉しい)

赤ちゃんの体重は減ったのか変わらないのか?人の肝臓の重さはでれくらい?などの例を挙げた
説明や19世紀のナイチンゲールの統計活用など、勉強のためというより純粋に面白かったです。

追:弁証法って、、、なんだっけ??

4 件のコメント:

ブライアン さんのコメント...

統計挫折組です!
これはぜひ読ませてもらいます。

はたふり川 さんのコメント...

>統計挫折組です!
あれ?そうなんですか?
安心しましたw

統計とはそもそもなんぞや、と統計哲学を語ったような本なので色んな人に薦めてます(笑)
これを読んでから、いわゆる入門書を手にしたらどれだけ幸せだっただろう。
(なんて、ちょっと大げさ)

umasashi-basashi さんのコメント...

>(統計頓挫系)アパッチ
 すっ飛んできましたー!
 了解しました!
 今週末、必ず書店に走ります!

はたふり川 さんのコメント...

>今週末、必ず書店に走ります!

はい。めずらしく自信を持って推薦します。
平均と標準偏差を徹底理解せよ、まずは頑張ってt検定までをものにせよ。そして何より無作為抽出の意味を深く深く考えよ。
難しいことをうろ覚えより四則演算をマスターする方がよっぽど武器になる。
なぁーんてことが書いてあります。
ただし大前提は弁証法否定派にはダメなようです。

前書き・1章の後に最終章(←少々難しい)と用語解説の登場人物紹介を先に読んで本文に入るのが個人的におすすめ。です。