2010年1月10日日曜日

デイトレでお勧めの通貨ペアは?(その3/10Pointリバーサル)

今回は、10Pointリバーサルについて。
まずはこの図。

図1

赤色:10Pointリバーサル

青色:10Pointリバーサルのトレンド
    →高値切り上げで上昇トレンド
    →安値切り下げで下降トレンド と定義。

図の期間は1月第1週のみを抜粋した。

2009/11/2~2010/1/8までの49営業日について、(15分足ベースで)10Pointリバーサルを計算してみると、
USD-JPYは1493回で集計値は以下の通り。カッコ内は値幅(絶対値)ベース。
最大+112P、最小-115P、平均-0.2P(21.9P)、
標準偏差25.2P(12.6P)、中央値0P(18P)、mode-11P(11P
EUR-USDは2462回で集計値は以下の通り。カッコ内は値幅(絶対値)ベース。
最大+116P、最小-101P、平均-0.1P(22.9P)、
標準偏差26.2P(12.8P)、中央値-10P(19P)、mode-18P(18P



図2
1波動の値動きの分布
図の横軸は、5Point刻み。



トレンド中の10Pリバーサルの継続回数。(ここでいうトレンドの定義は最初の図の説明を参照)
図3 横軸は回数

EUR-USDについてトレンドの値幅とその間の波動数(10Pリバーサル)の関係。

11回(奇数になる)、6回の高安更新、値幅で一気に100P程度動いたら小休止する。(ことが多い)
1回の高安更新後の伸びは平均すると5-6P程度。

以上、ここまでデータの列挙。
さて、どうみるか?まぁそれがわかれば苦労しないわけではあるが・・・。
まずは図1をみた感想としては、本来の目的とは異なるものの「あぁ~、フラクタルだのぉ」。(またそれかよ、どっちでもいいじゃねぇかよ、w)
また、10Pリバーサル(図1の赤色)で大きく動くとこは、照合してないが指標発表やSTOPなどであろう。たぶん注文が入らない、大きく滑るなどあるだろう。

数十Point(20~40P)を狙って張り付き裁量デイトレードを行う前提で眺めてみると、
●トレンド(図1でいうトレンド)は意外と(?)続く。
●10Pリバーサルでも半値レベルでの押し戻しは発生している。まぁ、当たり前なんだけど・・。
 1波動で大きく動いた場合でトレンド継続する場合は、半値レベル(38.2-61.8%)の押し戻しで止まってる。(気がする)
●トレンドラインはこれまた有効。(っぽい)
●ブレイクアウトのエントリについて
 揉みあったとこのブレイクのみを狙う、前日や当日の高安に注目するなど工夫は必要だろう。
 エントリ時の逆指値は避けた方が無難だろう。

結論的には、
ブレイクアウト後にトレンド方向に押し戻しで(10以下の動きを見ながら)エントリしたい感じ
 1波動で大きめの動きの場合(30程度?)は、半値レベル(38.2-61.8%)で、そうでなければトレンドライン付近で。
 結果的にはどちらも15~20P程度か?
 そうすれば、10-15P程度の損切りでなんとか抑えられるのではないか。
 また、Pointベースでの「ゆらぎ?」(波動、押し戻し、、)は、USD-JPYよりもEUR-USDの方が少し大きめで20P程度
 ということは頭に刻んでおきたいとこ。

また、当然ながら前準備として
・日足での方向性と想定レンジ(値幅とサポレジ、ボラティリティレベル)
・STOPレベルと注文量の確認、需給のヨミ
・材料(指標等)の発表時刻の確認

EUR-USDの場合で、どえりゃー乱暴にいうと、、
(10Pリバーサル上で)30Pointほど一気に動いたら、20Pointほどの押し戻りでエントリ、
15-20P程度の損切り入れて(逆指値入れる)、30-40P程度の利益を狙え!
(たまに利食おうとしたらぶっ飛んで一気に伸びてくれることがあるので利食いの指し値入れない、もしくはやや遠めに指す)

っつう感じ。
案の定(?)、目新しい発見は特になかったが、頭の整理にはなったような気がする。(と思うことにしょう)

尚、計算したシートはこちら→download
また、元データ(分足)は、ドリームバイザー・ファイナンシャルのリアルタイムチャートから。
↑ Tickチャートも見易い&EXCELコピペがTAB区切りで簡単なのでお奨め。
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余談)
またまた日本株強気論、「またまた」ってそーなの??
どうもなんだか消極的な理由なんだけど、、、。

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