2010年1月9日土曜日

デイトレでお勧めの通貨ペアは?(その2)

「デイトレでお勧めの通貨ペアは」シリーズ(?)です。前回はこちら

今回は、デイトレードで(あくまで張り付き裁量トレードの場合)どのくらいの値幅を狙うのが現実的なのか?という話です。

まずはこちらの図から。
USD-JPYとEUR-JPYの30Pointリバーサル。(30Point以上の動きで転換。15分足から算出。)
2009/11/2~2010/1/8の49営業日。



USD-JPY(30Point)
転換回数は、204回。(4.2回/日)









EUR-USD(30Point)
転換回数は、358回。(7.3回/日)









EUR-USD(40Point)
転換回数は、209回。(4.3回/日)







この間(2009/11/2~2010/1/8)の
□ 1日の平均値幅(高安)は、USD-JPYが104Pで、EUR-USDが162P
□ 平均レート(終値)は、USD-JPYが89.89で、EUR-USDが1.4702
□ 平均HV(20日)は、USD-JPYが11.60%で、EUR-USDが8.92%
□ これを1日あたりに換算すると(1Σに相当)USD-JPYが66P、EUR-USDが83P

N-pointリバーサルの回数は
□ 10P:USD-JPYが1493回(30.5回/日≒47分)、EUR-USDが2462(50.2回/日≒29分)
□ 20P:USD-JPYが409回(8.3回/日≒2.9時間)、EUR-USDが788回(16.1回/日≒1.5時間)
□ 30P:USD-JPYが204回(4.2回/日≒5.7時間)、EUR-USDが358回(7.3回/日≒3.3時間)
□ 40P:USD-JPYが114回(2.3回/日≒10.4時間)、EUR-USDが209回(4.3回/日≒5.6時間)
□100P:USD-JPYが18回(0.36回/日≒66.7時間)、EUR-USDが41回(0.84回/日≒28.6時間)

デイトレードで狙うなら当然ながら24時間張り付いてるわけではないので(せいぜい3~4時間?)、
材料の発表タイミングやトレンド無視、あくまでも数字だけでの判断ではあるが、
平時の目安としては、USD-JPYで20~30PointEUR-USDで20~40Pointではなかろうか。
と思いますが、皆さんの感覚はどんなもんでしょうか。
HVの1σの約半分程度でもあるし、まぁ感覚的にもなんとなく合う感じ。

次に、どちらのペアがいいですか?ということになるけど、
どちらもスプレッドは1~2Pointで似たようなものなので、まぁ好みの問題。
そうは言っても(個人的には)、値動き(Point)が1.5倍ほど大きいEUR-USDの方がやり易い気がしてます。

そして次に、どちらの方が値動きがキレイか?ということを考えてみたいと思います。
これは図の値動きで高安の切り上げと切り下げの継続回数とその値幅を求めて比較して
みるのが良いような気がしてます。
30Pointリバーサルでは大きいので10~20Point程度の値動きで調べてみたいと思いますが、
それはまた次回ということで。

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この記事、なかなか面白いね。
(著者は民主党の政策には全般的には否定的な気もするが、変な偏見はない模様??)
菅大臣が語らずして誰が為替を語るのか

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