決定なら3大メガバンクと2大証券が全部公募増資したことになります。
最近では日立など、コア30銘柄クラスの(時価総額的に)大所が公募増資を決行してます。
公募増資の状況は、こちら。
公募増資で株数が10%増えれば、単純計算での株価は1.1分の1に成るはずですが、
感覚的に(←ちゃんと検証してない)そこまで下げてないような気がしてます。
で、ここから妄想。
コア30銘柄クラスの公募増資で単純計算を大きく割らないと何が起こるか?
たぶん、指数を介した需給ギャップが生まれる。
大型公募なら、株価によらず、FFW(浮動株比)が変更されるので、(→TSE浮動株比率 )
※増資の規模や形態によってはFFWが上昇しないケースもある。臨時の対象にならないと定期見直しタイミングなので。
結果的に、(単純計算を超える)大幅な下落でもなければTOPIXなど指数に占めるその銘柄のウエイトが増加することになるので、パッシブものはもちろんのこと、Topixをベンチマークとしたファンドのマネージャーはアジャストというかリバランスするでしょう。その公募銘柄を買い増ししなければならない。
買わなくてもいいけど買うでしょう、たぶん。(単にアジャストなら月末大引けクロスだけど)
もちろんその資金は、その他の銘柄を少しずつ売って作る。
財務基盤の安定などの他、たぶん、先回り思惑買いを含めて、そんな需給理由(持たざるRisk)で下がりにくいのではないでしょうか。
んで、払い込みと月末FFWの変更によってこの需給GAPネタは終了します。
なお、日経平均株価の場合、特に(日経平均という指数から影響される)需給ギャップというかアジャスト問題(?)は発生しないと思います。
作戦的には、
(発表前の)直近の安値、、もしくは発表前日安値を、
希薄化分を単純計算した株価付近にSTOPを置いて突っ込みがあれば買ってみる。
というのはどうでしょう。
指数全体が上昇中(今年度上半期)やモミモミ(現在)の状況では通用するのでは?
但し、FFWの定期見直しは終わったばかりなので事情が違うかも。
それと、MUFGがもし公募しないとなったら(希薄化懸念がなくなるので)、瞬間吹くだろうが、
決して買ってはいけない。と思う。また、増資の形態や規模によっては、FFW見直しの対象
にならないので・・・。
あとは、月末大引けのクロスや増資銘柄の日中VWAPとかもなんとなく気になる。
なお、今回の妄想は、まったくもって未検証につき自信なし、です。(ご指摘お願いします。)
それにしても、大型株の大型公募増資がこうも続くと、べき乗指数(係数?)がどんどんUPして、
TOPIXはそのうちコア30になってしまうんじゃなかろうか?
参考記事
1 件のコメント:
昨夜、この話をしておりまして師匠の内容を元に「ユニクロ指数」と「コア30」でいいよねという結論に・・・^^;
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