2010年5月23日日曜日

週末の読書と視聴

■読書 為替がわかれば世界がわかる 榊原英資(2002年の本)
 本棚整理してて、「ギリシャ悲劇」といワードが目を引きついつい再読。
 中心がロンドンからNYに移るとき、大恐慌は起きてる etc 
 タイトルが軽めのせいかあまり印象に残ってなかったが、大変面白うございました。
 
■ニコ生 朝までニコニコ生激論 「民主主義 2.1 (夏)」
東浩紀、猪瀬直樹、鈴木寛、吉田徹、堀江貴文、津田大介、鈴木健、濱野智史

居眠りしながら朝まで観てしまった。こいつら、こんな夜中になんでこんなに頭が回転すんだ!?
とか思いつつ哲学と国語知識は大事だねぇ、と今更ながら思った。
東浩紀の著書買った。

■マル激 なぜ日本経済の一人負けが続くのか
神保哲生、宮台真司、ゲスト:野口悠紀雄
産業構造改革
デフレの本質は、需給ギャップではなくて産業構造の転換が出来てない、
垂直統合型と水平分業型。ガソリン自動車と電気自動車 etc
データさえまともに見てない(報道等)の危うさ
経済的合理性と政治的(選挙)合理性の違い→一度沈没するまで・・・的な話
見ててボンヤリ考えてたことがわりとスッキリした。

いずれも大変おもしろぉございました。
またもや、(紹介・引用されてた)本を大量に買い込んでしまった・・・。

余談:
榊原氏の本(2002年12月)と野口氏のトーク(2010年5月)、同じ財務省出身だし共同論文もある
からか共通するものも多かったが、どちらもICのジョークを紹介してるのが面白かった。
よほど、印象に残るものなのだろう。
IC:シリコンバレーでICは、インテグレーテッド・サーキットではなくて、India&China、という話。

ついでに、野口、榊原両氏が揃って出てた(別々)のTVインタビュー発見
2人とも大蔵省に始まり今は早稲田のセンセイ、なにかと共通項は多い。
ちなみに、内容的には高橋洋一氏あたりにも聞いて欲しい感じだが、高橋氏も含めて「現実
的には破綻不可避」コースの模様。

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