2010年5月6日木曜日

(通貨オプション)英選挙とVolatility Skew

CableのVolatility Skewというか、StrikePriceじゃなくて残期間比較の歪み具合。(Skewとは呼ばないのかも?)

今日は英国の選挙なので、(当然ながら?)CableのIVは今週から1weekものと1Monthもの(残期間)のIVの
乖離が拡大気味。
ここ数ヶ月は凡そ1-2%が、今日は3%超え。(ATM=1.5100)

ちなみに、日本の選挙の前週には毎回、日経オプションで選挙ストラドル(Long/Short)なるものを組んで
週末にのぞんでましたが、ボラのSkewの変化は似たような感じでした。

戦術的にはいろいろ考えられますよね、期近と期先のスプレッド以外にも、
OTMでFarとNearのスプレッドとか。どっちをどうするかは、戦略(要するに環境分析と相場観)次第だけど。

※ただし、これだけBid-Askが広いと(率で見ると凄いよ)IVの歪みを取りに行くスプレッド戦術では
殆ど勝ち目はないと思いますが、、、。

Cable(GBP/USD)のオプション


※「中間の不安」って、、、。直訳しすぎだろ、、、。(普通、日本人なら直すだろ)
  中間はBid/Askの中心価格で算出したIVのことだろうから平均IVとか?

  っつうか、「Mid IV」でいいでしょ、普通。と思うけど。

1 件のコメント:

umasashi-basashi さんのコメント...

「中間の不安」。
いいですな~^^